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コディアックキャンバス(Kodiak Canvas)8人用のウィングの実使用感レビューと実測寸法。一風変わった設営方法もご紹介。

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こんにちは、よっさんです。

今回は我が家が愛用しているコディアックキャンバス8人用のテントにオプションで購入したウィングについてのあれこれを記事にまとめまてみました。

コディアックキャンバスのテントをお持ちの方で、ウィングの購入を検討されている方、どんなものなのか使用感が知りたい方、寸法が分からなくてサイトに設置出来るか不安な方など、ウィングについての情報を知りたい方の参考になれば幸いです。

コディアックキャンバス用のウィングとは

コディアックキャンバのウィングとは、↓の写真の赤丸部の事を指します。

正式名称は『キャンバスウィングベスタビュール(Canvas Wing Vestibule)』というそうですね^^;

まぁただ単に「ウィング」で通用するかと思いますが……

さておき、我が家はテント購入の時に一緒に購入しています。(理由は後ほど説明)

ちなみにテントから張り出す部分はオーニングやキャノピーと呼びます。(これも呼び方が色々です💦)

特徴と仕様

公式のHPでもあまり情報が載っていないので、我が家が購入したものの寸法や重さなどをチェックして載せています。

※8人用のみの情報なのと、実測なので少々誤差がありますが大体の目安として下さい

材質

材質はテント生地と同じで100%コットン。テントと同じく撥水性に優れています。

かれこれ何十回もキャンプで使用して雨や雪でも使用していますが撥水はまだまだ健在です。
※この前のキャンプで雨天時に継ぎ目の部分に少し水滴がありました

重さと収納時の状態

重さは公式情報で約4.2kgですので、タープなどと比べるとかなり重いかなぁと感じます。

収納時は一般的なタープより分厚いので、少しかさばる印象ですが、そこまで収納時の状態や車への積み込みで気になったことはありません。

ちなみに、我が家ではウィングの収納袋にテントの中で使う付属品関係を一緒に収納しています。

設営時の寸法イメージ

実際にキャンプ場で設営した状態での寸法を測定してみました。

測定結果は次の通りですが、オーニング部分の加工具合によって長さは若干変わるかと思いますので、あくまでも参考として頂けたらと思います。

我が家のオーニングに追加しているハトメは約120~130mmの位置となります

ウィングまで設営した状態でのテントサイト選び時などの参考になれば幸いです。

実際の使用感レビュー

我が家がコディアックキャンバスを購入してから数十回キャンプに行っていますが、ほぼ毎回といってよいくらいウィングを持ち込んで設営しています。

設営しないとき

大雨の時や大雪などの悪天候時はウィングを使用しない事があります

流石に雪が多く降った雪中キャンプ時にはウィング設営しませんでした💦

設営には少しばかりコツがいりますが、そんなに大した労力でもなく、日よけにもなりますし、テントへの入り口が真正面から見れなくなるので、ちょっとしたプライベート空間が作れるのが大変気に入っています。

また、我が家のように小型犬を飼っている方でキャンプに連れていかれる際に100均で売っているような網フェンスを組み合わせればワンコ達もくつろげる空間となっておすすめです。(後程詳しく説明します)

テントと同じくコットン100%なのに撥水性が高いため、今まで雨天時や積雪時に数回使用していますが撥水が切れる様子は(今のところ)ありません。

とある雪中キャンプの時のウィング状況(この時はウィングを設営してみました)

あと使用感というか何というか、見た目の重量感?が気に入っています。

ウィングの設置前後で雰囲気が変わる様子を写真に載せておきますが、どうでしょうか??

若狭和田キャンプ場

ちょっと角度が違っているのもありますが、やっぱりウィングがあるのと無いのでは雰囲気が一気に変わるように感じませんか??

雨天時にウィングを設営した場合には上の写真のようにオーニング部分に雨水が溜まってしまうので、つっかえ棒をするなどして対策した方が良いかと思います。

悪天候時はオーニング部分をつっかえ棒すると水が溜まらないですが、オーニングが伸びてしまうのが難点……
積雪の時はどうやっても積もってしまうので、ウィング・オーニングは張り出さない方が無難です💦

あと、使用感として気になっているところは、どの写真を見てもらっても分かるように、オーニング部分を含めてテントを外側に引っ張る形となるので、テント自体が少し傾いたような見た目になるのが少し気になります。

※テント内に入っている時は、傾きとかは全く気になりません

我が家がウィングを購入したいきさつ

我が家はコディアックキャンバスのテント購入時にウィングも一緒に購入しました。

その理由としては、ワンコ達のくつろげるスペースを確保できると思ったからです。

他の購入されていた方のyoutubeやブログを拝見して、コディアックキャンバスを買うならィングも同時に買いだと最初から決めていました。

また、当時はネットでの販売がほとんどなく、正規代理店でしか手に入らない事。コロナ禍という状況で輸入での入荷待ちの時間がかなりかかる可能性があった事も理由の一つです。

今はどうか分かりませんが、当時の正規代理店で店舗販売されているのは日本に2店のみとお聞きしています。

その内の一つが兵庫県の西宮市にあり、我が家から車で簡単に行ける場所であったため行ったところ、コディアックキャンバスが展示されていて一目惚れ。(コディアックキャンバスを置いてあるお店のレポ記事も参考にどうぞ)

【TENTOS】超絶かわいいテントの展示も!兵庫県西宮市にあるアウトドアセレクトショップ、TENTOS(テントス)さんのレポ 

設営方法

文章だけだと少しわかりにくいかもですが、設営方法について説明していきます。

(後々にyoutubeで設営方法の動画を作ろうと思っていますので、その時はそちらもご確認頂ければ幸いです)

ウィングを設営する時は、まずコディアックキャンバス自体をオーニング部分まで組立てます。

そのあとにウィングをオーニングの支柱ポールへ取付けていき、ペグ打ち固定して完成です。

ペグ打ちの時は下のイラストの順序でペグ打ちすると、シワとかにならずに綺麗な設営が出来るかと思いますが、ぶっちゃけ順番とか気にしなくても良いかと思います💦

この時、オーニング部分が既製品のままではオーニング部とウィングの間に隙間が出来てしまい、雨天時に雨が浸入してくる状況になってしまいますので、ウィングの購入をご検討されている方は、購入したあとなるべく早くにオーニング部分にグロメットの追加取付をお勧めします。

グロメット(ハトメ)の取付方法については、別記事で書いてありますのでご参考にどうぞ。

【KODIAK CANVAS Flex-Bow VX 8人用】コットン100%テント オーニングにハトメを追加取付してみた!
ペグは付属なし

ウィング購入時にはペグは付属していませんので、ご自身で用意する必要があります。

短めの鍛造ペグを我が家では使っていて、今のところ安定して問題ないのでご参考にして下さい。

少し変わった設営方法とかをご紹介

ウィングを普通に設置するのが正解ですが、ここ最近、タープを設営する手間とスペースの問題があって、少し変な?設営をしているのでご紹介します。

ご紹介する設営方法は正規の方法とは違うものもありますので自己責任でお願いします。

張り出しタープ風スタイル

少しばかり?強引な設営方法として、ウィング部分をタープのように張り出して使用してみました。

タープを設置するスペースが無い場合や、横からの太陽光を防ぎたいときにこのようなレイアウトで使用する時があります。

ただし、オーニング部分だけでも引っ張られるのに、さらにガイロープで引っ張るのでテントがかなり斜めに傾いてしまうのが欠点で、テントが不安定になるのでご注意下さい。(あくまでも自己責任でお願いします)

また、ペグ打ちが少し変則的になるのも気を付けたいところですが、こんな風にタープとして使うことも可能です。

ワンコ連れにおすすめゲート囲い

こちらは100均で売っているフェンスをインシュロックで連結させて囲いケージのように使用しています。

賢いワンちゃんやヤンチャなワンちゃんの場合はテント側の隙間から脱出したりしますので、大人しい小型犬などに有効かと思います。(うちのワンちゃんもここ最近は脱出してしまうので、この使い方があまり出来なくなってしまいました💦)

夜の装飾例

ウィングを設置した時に、オーニング部分が風でパタパタとなびいてしまうので、我が家がウィングを設置する時はウィング側にガイロープを追加しています。

日中は問題ないのですが、夜間にガイロープが見えずに引っかかってしまう事がしばしばあったので、今ではガイロープは反射材入りのもので、場合によっては装飾用のライトをガイロープに巻き付けたりして転倒防止用としています。

【キャンプ初心者向け】ガイロープの選び方とお薦めのガイロープ10選

メンテナンスと耐久性

ウィングを使用した後のメンテナンスですが、テントと同じくコットン100%なので雨で濡れた場合はキャンプが終わって家に戻ってからなるべく早いうちに乾燥させるようにしましょう。

(雨に濡れたまま放置してしまうとカビなどが心配です)

ちなみに、我が家では雨天時の撤収後に帰ってからベランダで物干し竿に吊るしたり、なるべく直近の休みの日にテントごと日干しするためだけにテントを張って乾かす事もあります。

テントとウィングを日干しするだけの為にテントが張れる公園に行くこともあります。

なんなら晴れた日に無料のキャンプ場でデイキャンプしながら干すというのもありかと思います。

泥跳ねなどで汚れた場合は濡れた雑巾なんかで優しく拭き取って取り除くと良いです。

このあたりは、テントと同様にコットンの取り扱い方法で注意する事と同じかと思います。

まぁ、ウィングのスカートの先端にグランドシートと同じ材質(PVC)でビニル系のものが付いてあるので、よっぽどウィングの布部分が泥とかで汚れる事はないですが……。

雨天や積雪時にも使用していますが今のところ撥水が切れて雨水が染み込むような事にはなっていませんので、耐久性として十分かと思っています。

価格とコスパ

ウィング単体では正規販売店やネット通販などで見る限り24,000円ほどが相場のようです。(2024年5月調べ)

時々中古品としてウィング単体で販売されているのも見かけるので、タイミングによっては安くで手に入るかも知れませんね。

コットン100%のタープ自体があまりお目にかかる機会がないのですが、値段だけ見ると同じくらいの価格帯です。

コスパとしてタープなどと比較するのはむつかしいのですが、やはり正規のオプション品とあって、コディアックキャンバス8人用にはバッチリと合いますし、見た目もカッコいいです。(個人的感想)

耐久性も十分にあるのでコスパとしては良好と言えるのではないでしょうか。

利点と欠点

個人的に思う大きな利点としては、ちょっとしたプライベート空間が作れる事テント内への出入り時に目隠しになる事で、次いで見た目の良さが個人的には利点だと思っています。もちろん、日よけとしても十二分に役立っています。

色が濃いこともあってか日光が透過しにくいので囲われている日陰の部分は風通しもよく快適な空間が確保できます。

欠点としては、設営時の手間が増えてしまうことと、荷物が増える事くらいでしょうか。 

重さとか含めて、そんなにデメリットを感じた事はありません。

強いて言えば値段がそこそこする事かと思います。タープ単品で購入して組み合わせることでも十分なので……。

あと、オーニングを張り出してガイロープで引っ張った時もそうなのですが、テントが傾いてしまうので、少しだけ見た目が気になるっていうのも欠点と言えば欠点な気がします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はコディアックキャンバス8人用のウィングについてあれこれ情報を載せてみました。

まぁまぁ値段が張ることが欠点と言えるのですが、設営時の見た目が良いこととプライベート空間が作れること、テントへの出入りの際の目隠しが出来ることが個人的には気に入っております。

雨天の時対策としてオーニング部にグロメットを追加したり別途ガイロープを張ったりする方が良いなど、ひと手間かかってしまいますが、テントの正規オプションで色合いや形が合うので間違いは無いと思います。

この記事がコディアックキャンバスのウィングを購入しようと検討されている方や、コディアックキャンバスの8人用について知りたい方などの皆さんの参考になれば幸いです。

それでは良いキャンプライフを!!

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