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Kodiak Canvas Flex-Bow VX 8人用を2021年9月に手に入れてから、兵庫県で4回、九州で1回、岐阜で1回のそれぞれで述べ6回のキャンプ、宿泊数にして計11泊してきました。
設置と撤収にもだいぶ慣れてきた今日このごろ、使っているうちに気づいた良いところや悪いところが大体分かってきたので記事にまとめます。
おしゃれテントを探している方の参考になればと思います。
(Kodiak Canvas Flex-Bowは2人用、4人用、6人用、8人用の4種類があります)
もくじ
Kodiak Canvasってどんなメーカー?
熊の足跡?がトレードマークの海外(アメリカ)のテントメーカーです。
公式HPはこちら(注:海外のサイトです)
コットン100%生地のテントやスクリーンタープ、トラック用やキャビンタイプのものが販売されており、アメリカのコットン100%テントと言えばこのメーカーって言われている……らしいです。
聞いた話によると日本国内の代理店は2つくらいしかないらしく、輸入される数に限りがあるためか、なかなか手に入れるのが難しいのが現状。
我が家も購入の意思はあったのですが、注文してから手に入れるのに結構な日数がかかりました。
Kodiak Canvas Flex-Bow VX 8人用の仕様
- サイズ:約) 幅427×奥行305×高さ201(cm)
- 重さ:約)41(kg)
- 収納サイズ:テント用袋 約)40×96(cm)、ポール袋 約)14×127(cm)
- 材質:Hydra-shield コットン100%
- 定員:8人
数値だけだとイメージが分かりづらいと思いますので、以下に設置例と外観を動画で残しています。
Kodiak Canvasの設置イメージと外観
実際にテントを設置した時のイメージとして参考にしてください。
(テントがど真ん中に撮れるようにうまく出来なかったし、タープちょっと邪魔ですね><)
タープについて気になる方はタープの選び方やおすすめタープについて記事を書いているので参考にどうぞ。
【初心者向け】間違えないタープの選び方。ヘキサ、レクタ、スクリーンタープの選び方とお薦めタープ設置や撤収の様子は、YouTubeでも投稿していますので、よければ参考にしてください。
Kodiak Canvasの良いと感じたところ
- 外観がオシャレ
- 頑丈な構造と生地
- テント内が広々
- 全面にメッシュがあって夏も冬も快適
- テント内部の引っ掛けヶ所が多い
- 出入りするためのチャックが絶妙
- 設置が簡単で大きさの割に小スペース
外観がオシャレ
ベルテントとかもオシャレで、正直どっちを買おうかと嫁と議論になったことがあるのですが、使ってるうちにかなり愛着が湧いてきました♪
オシャレっていうよりも何て言うか……
かわいらしい?w
まだまだ、日本国内では数が少ないので、他の人と同じテントで被るのが嫌な方にはおすすめですよ♪
ちなみに、ベルテントは大きくて良いのですが、ガイロープなどを入れるとかなりの設置面積が必要なので、後述するコンパクトさもKodiak Canvas Flex-Bow VXの良いところです。
頑丈な構造と生地
実は、我が家のKodiak Canvas Flex-Bow VX 8人用デビューは台風のタイミングでした。
2021年の9月中旬がデビューで、ちょうど近畿地方に台風が通過する時に行ったのが最初です。
テント購入に浮かれて何とか休みが出来たタイミングで行きたかったのと「台風やからほとんど人おらんやろ」と決行したのですw
当日は、もう雨やら風やらでテント運営まで”てんやわんや”でしたw
しかも行こうと決めたのが夕方5時で、到着したのが夜8時とかでした。(何やっとんねんw)
大雨と強風の中、霧も出て何も見えない状況での設置でした><
けど、テント設置後はテントの中で過ごし、ほとんど風も気にならないレベルで安定感抜群でした。
出典:楽天
コットン100%で雨はどうなの?って思いますが、生地がHydra-shieldという撥水性加工のため、9月に行った時の台風・大雨でも問題無かったです。
コットン生地が結構な分厚さがあって、破れにくいように感じます。
我が家では犬がいるので爪で”ひっかく”のですが、引っ掛かりがほとんどないのと、頑丈なのでポリエステルとかに比べると生地的にも助かってます。
また、底面部のシートも分厚くて破れにくい防水強化ビニールシートです。
ただ、ひんやりとするので、テント内にマットやラグ的なものはあった方が良いです。
オーニング(日除け)に別売りのウィングを取り付ければ、ちょっとしたプライベートスペースが作れます。
オーニングとウィングについては、雨天の時の対策として、やっておいた方が良いことがあるので、気になる方は↓の記事も参考にどうぞ。
【KODIAK CANVAS Flex-Bow VX 8人用】コットン100%テント オーニングにハトメを追加取付してみた!室内が広々
ちょっとした部屋と言っても過言ではないくらいに広いです。
我が家は夫婦と子供、小型犬2匹なので十分すぎるくらいの広さでした。(まるで家の中にいるかのようです)
実際に台風の日は外も大雨強風だったので、ほとんどをテントの中で過ごしましたが、引きこもりになってしまうくらい快適ですw
ちなみに、写真に映ってるエアマットは1つが幅203×奥行152×厚さ23cmのものです。
これが2つ楽々入ってしまうのですから、テント内の広さがどれほどか分かると思います。
テント内部は天井も高いので、着替えも立ったまま楽々です。
全面にメッシュがあるので夏も冬も快適
Kodiak Canvas Flex-Bow VX 8は全面(四面)メッシュがついています。
2021年9月の購入なので、まだ夏の暑い時期に行ってはいないのですが、テントなのにスクリーンタープのように風が通り抜けるので、夏でも快適に過ごせる予感はひしひしと感じています。
換気、通気が出来るのと、チャックが上から開け閉め出来るので上を少し開けておけば、冬キャンプでストーブを炊いても一酸化炭素中毒になるリスクは低いと感じました。(過信は禁物ですが)
一酸化炭素チェッカーのアラームが鳴ることは無かったです。
テント内部の引っ掛けヶ所が多い
テント内部の上側コーナー部を含め、あちこちに物を引っ掛けるための輪っかがあります。
室内の空気循環と暖房効果を高めるために扇風機を回しましたけど、写真のように引っ掛けれるのでありがたい。
夏場、冬場どっちでも扇風機があると便利ですね♪
上の写真のは付属のサイドポケットで、色んな場所に引っ掛けてなにげに便利です。
軽い荷物を置けるネットとかも付属で付いてくるのは嬉しい。
出入りするためのジッパーが絶妙
人の出入りするためのジッパーは下からで、メッシュ部分を開放するジッパーは上からとなっていて、非常に使い勝手が良いです。
また、ジッパーの金具は下部に収納出来て、むき出しにならないこと、メッシュが外側にあるのが愛犬連れには嬉しいポイントです。
設置が簡単で大きさの割に小スペース
メインとなる骨組みは、両サイドにある縦のポール2本と天井にあるポールのみで、あとはペグ打ちだけで設置が出来ます。
慣れれば慣れるほどあっという間にテント設置が出来ます。
とは言え、慣れるまではなかなかに大変です。
ペグの打ち込み本数が全部で18本もあるので、地面が硬い時は大変でしたが……
コーナー部4ヶ所はテントを起こす前の段階でペグ打ちが必須です。
ちなみに、付属のペグが結構頑丈なので、そのまま使用しています。
ただ、岩などが地中にある場合ではやはり鍛造ペグの方が安定しますので、最近では鍛造ペグで4コーナー+出入り口にペグ打ちしています。(安定性やら色々考えたら28cm程度のペグが良いかと感じています)
設置方法についても後日、記事にまとめようと思っています。
上の写真で分かると思うのですが、テント自体にはガイロープが不要なんです!
なので、テントの大きさの割には小スペース(設置面積)でサイトを選びません。
写真では過保護にタープを上にかぶせていますが、狭いサイトとかでも”わずらわしい”ガイロープに足が引っかかることもなく、目一杯の幅で設置が出来るのがとても良いですね。
Kodiak Canvasの欠点に感じるところ
さて、良いところばっかりを書いてきましたが、いくらか欠点も見えてきました。
- 汚れには注意が必要
- 重たい
- 設営に慣れるまで練習が必要
- 手に入りにくい
- 値段が高め
汚れには注意が必要
素材はコットン100%です。
撥水加工された特殊な生地とは言え、汚れに気をつけたいところです。
実際に6回の使用で足回りが泥跳ねなどで汚れつつあります。
うちのワンちゃんが”お粗相”しちゃったのも辛い><
そして、木々が多いキャンプ場とかだと木の樹脂なども天敵となりうるので注意が必要です。
過保護張りで使っているタープとポールについては別記事にまとめていますので、参考にどうぞ。
【テント・タープ用アルミポール】三種類のポールを実際に使ってみた使用感と使用例、良い所と欠点のレビュー。Soomloomアルミポール無断階調整式 83cm~250cm、Soomloomアルミポール テント・タープ設営用分割式 プッシュボタン式 多段階調節、ロゴス システムロックポール重たい
重量が41kgもあります。※メーカー記載表示
実際に体重計を利用してテント部分だけを測定したところ約30kgほどでした。
メーカーの表示は骨組みのポール部分も込みなのだと思います。
それでも、30kg超えなので運搬には注意。
車が横付け出来るオートキャンプやフリーサイトなどでは問題ないですが、駐車場とサイトが遠い場合はキャリーが必須になります。
設営に慣れが必要
構造は単純なのですが、テントを起こす時に重さが結構あるので、大人でもなかなかに大変です。
慣れてしまえば(少しコツがある)あっという間にテントの形になるのですけどね。
家の近くなどで広い場所(公園や河川敷とか)を探して、何度か組み立てる練習をした方が良いです。
実際に我が家も練習してからキャンプにのぞみました。
手に入りにくい
冒頭でも記載していますが、日本国内での代理店が2社ほどで少ないのと、昨今の新型コロナ関連で輸入制限とかもあり国内に入ってくる数に限りがあるようです。
我が家が購入したのは兵庫県の西宮市にある『テントス』さん。
テントスさんの概要を別記事で書いているので関西にお住まいの方はご参考になさってください。
【TENTOS】超絶かわいいテントの展示も!兵庫県西宮市にあるアウトドアセレクトショップ、TENTOS(テントス)さんのレポ値段が高い
どれだけ安いショップでも11万円くらいするので、購入に踏み切るには勇気がいります。
ただ、我が家は8人用を選んだのですが6人用や4人用、2人用はここまで高くは無いです。
まとめ
重たさと金額の高さに難を感じますが、それに対して有り余る良い所があるのと、とにかく頑丈なのがお気に入り。
見た目がオシャレなのと、輸入されている数が少ないので、他の人と被らないのも良いです。
今後、何度か回数をこなせば不満点とかも増えるかもですが、現状では記述したとおりで大満足のテントです。
というわけで、Kodiak Canvas Flex-Bow VX 8人用のレビューでした。
参考として ↓ にKodiak Canvas2人用~8人用のリンクを貼っておきます。
Kodiak Canvasに限っては記事内で説明した通り、代理店の少なさが関係しているのかネットショップでの取り扱いは少ないです。
実は我が家は、ネットでは無く、関西のとあるショップで購入しました。