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【キャンプ初心者のためになる失敗しないキャンプ場の選び方】何を基準にキャンプ場を選べばよいか

キャンプに行きたい! 今年こそキャンプデビューするぞ! けど、キャンプ場選びってどうすれば良いの? どんなことに注意してキャンプ場を選べば良いの?

キャンプ初心者にとっては、キャンプ場を選ぶ時、何を基準にしてどんなキャンプ場を選べば良いのか迷ってしまいますよね。

私も昔はキャンプ場選びを失敗して、苦労した経験が何度もありました。

そこで、私が実際にキャンプ場を選ぶ時に気を付けている事や、同行するメンバー構成などで、どんなキャンプ場を選べば良いのか? など、キャンプ場選びのコツを記事にまとめました。

私の体験談が元ネタになるので、オートキャンプ場の情報がメインとなります。

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人数の違いで決める

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少人数の場合

人数によってキャンプ場を選ぶ場合、1~4名程度までなら、どのようなキャンプ場でもほとんどの場合は1サイト借りれば良いので、悩まずに行きたい場所を選びましょう。

但し、どんなキャンプ場でも良いわけではないので、以下の記事も参考にして下さい。

少人数(特にカップルや夫婦)の場合、グランピングがおすすめです。

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昨今ではグランピングが出来るキャンプ場がどんどん増えています。

下手すると温泉宿より高いこともありますが、食材の準備やテントの運営など、ほぼ準備が不要なので、ゆったりと普段の生活には無い、大自然を堪能出来ること間違いなしです。

大人数の場合

5名以上の人数で行きたい場合は以下に気をつけましょう。

チェック

人数が増えることによる追加料金の発生が無いか?

人数が多い場合、キャンプ場によっては追加料金が発生する場合がありますので注意が必要です。 また、サイト1つ当たりの上限人数にも注意しましょう。 

確認せずに行ってしまい、予想以上の出費になることもあるので、しっかりと確認しましょう。

場合によっては2サイトを押さえる方が安くなるパターンもあるので、キャンプ場公式のHPなどで確認しましょう。

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隣同士のサイトが空いているか?

人数が多い場合では必然的に2サイト以上の予約を取ることとなります。 その際は、なるべく隣同士が良いでしょう。 どうしても隣同士での予約が出来ない場合は、通路を挟んだ向かい側か斜め向かい側など、なるべく近くのサイト(区画)が空いているキャンプ場を選ぶと間違いないです。

周辺施設や遊び場への動線を考えて、スムースに移動出来るような近い場所に1サイトを押さえて、食事場所などは静かな場所を押さえる。 または、静かな環境で寝るために1つは炊事場やトイレと離れた場所を押さえるのもおすすめです。

ちょっとした選び方一つで、快適で楽しいキャンプになりますよ。

大人数の場合は会話が大きくなりがち

大人数になれば会話が大きくなりがちです、周囲の迷惑にならないようにマナーには十分に気を付けましょう。

大抵のキャンプ場では、花火の時間は〇〇時までとか焚火をするのは△△時までなど、静かにするための時間が決まっています。

こういった時間制限などもしっかりと確認してキャンプ場を選びましょう。

失敗談
友人同士8人で行った時、サイトを2つ押さえたのは良かったけど、離れた場所しか押さえれず、食事をする時も、遊ぶ時も移動が大変でした。 また頻繁に行ったり来たりしていたので周囲からの冷たい目線が刺さり、気持ち的に楽しめなかった事が……

大人数はコテージがおすすめ

人数が多い場合はコテージがあるキャンプ場がおすすめです。

コテージには1棟あたりの料金設定があるキャンプ場が存在します。その場合、一人当たりの料金がかなり安くなる可能性がありお得な場合も。また、コテージ内であれば、仲間同士でワイワイ騒いでも周囲にあまり影響がないので、気を使わなくて良いのもポイントです。

但し、あまりにも騒いでいる場合は周りに音漏れしたりして、苦情がくるかもしれませんので、騒ぎすぎには注意しましょう。

また、コテージの許容人数が決まっている場合が多いので、キャンプに行く人数との兼ね合いが必要です。

メンバー構成で決める

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メンバー構成によってキャンプ場を選ぶ場合は、大体が以下の状況に当てはまると思われます。

  • 友達同士で行く場合
  • 家族(子供連れ)で行く場合
  • 多数の家族と行く場合
  • ペット(愛犬)が居る場合

友人同士で行く場合

仲の良い友人同士で行くキャンプは、とっても楽しいです。

しかし、キャンプ場選びで失敗すると、メンバーの気持ちも暗くなり、最悪喧嘩にまで発展する恐れがあります。実際に喧嘩寸前になった時がありました。

失敗談
キャンプに行こうと言い出したのが私で、友人3人と行った時のこと、まだまだキャンプ初心者の私(当時20代)は肝心な物を持っていくのを忘れてしまいました。 なんとBBQグリルを忘れてしまったのです。

もちろん仲間も誰一人持って来ていません。気づいたのは夜の食事時……

売店とかキャンプ場に無いところが多かった時代でした。

言い合いになりながら、車で走って食事をしにいったという何ともバカバカしいけどそんな事もありました。

友人同士で行く場合は施設が充実しているところが良い

キャンプ場内の施設が充実していると、いざという時や忘れ物をした時に大いに助かります。

売店などではBBQ用の薪や炭を売っていたり、食材を売っていたりします。

お風呂施設がある場所や、食事が出来る場所も近年では増えています。(せっかくなのでBBQしたいですが……)

食材の人数配分を間違えてしまって食材が足りない時にも助かりますよ。

但し、キャンプ場の売店やお風呂などの施設は、閉店する時間が割と早いので、そのあたりは事前にチェックが必要です。

家族(子供連れ)で行く場合

家族で行く場合(子供連れ)、キャンプ場選びで何を注意したら良いでしょうか?

トイレ設置数やトイレ形式に注意

お子さんの年齢にもよりますが、小さい子供だと急に「トイレに行きたい」などと言い出します。

しかし、選んだキャンプ場によってはトイレが少なく、入っている人がいて待ち時間が長かったり、離れた場所を選んだために、トイレに行くまでに時間がかかってしまったりします。

また、トイレが和式のため、子供がトイレ出来ない(和式のトイレで用を足すことが出来ない人がいると聞いたことがあります)可能性もあります。

夜間の場合、親兄弟が付いていかないと迷子になったり、危険があったりとトイレ事情は侮れません。

最近は見かけないですが、汲み取り式のトイレもあるかもしれません。(もう今は無いかな……)

お子さん連れの場合は、まずはトイレ施設が多いところや、近くにあるサイト、衛生面でしっかりと対策されているキャンプ場を選びましょう。

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チェックアウト後の事も考えておこう

チェックアウト後も帰宅までの時間はギリギリまで遊びたいですよね。

キャンプ場内に駐車場があるかどうか、チェックアウト後も駐車可能か? お金がかかるのか?

チェックアウト後の過ごし方を考えておくことも1つのポイントです。

周辺施設や近くのお遊び場の充実度はどうか?

子供は退屈が苦手です。

キャンプ初心者は、テントの運営や食事の用意など素早く出来ない方が多いです。こればっかりは経験によるものが大きいので、何度もテントの組み立てを実践したり、車への荷物積み込み方法などを工夫するしかないと思っています。

事前の準備方法などは別の記事にて紹介します。

お子さんがテント運営などを手伝ってくれれば問題ないのですが、そうでない場合は、ウロウロしだして、最悪の場合は迷子になって呼び出さないといけなかったりします。

そんな時、場内で安全な遊び場があるキャンプ場では、そこで子供を遊ばせておき、その間に荷下ろしやテントの運営などを行うことが出来ます。(我が家はこのパターンですw)

家族でのキャンプはオートキャンプ場がおすすめ

オートキャンプ場であれば、サイト内に車を停めることが出来るので、荷運び・荷下ろしが短時間で完了するのと、いざというとき(子供が熱を出した等)にすぐに車で病院に行ったり出来ます。

コテージを選ぶのも良いでしょう。 但し、人数が少ない場合は意外に費用が高かったりするので、予算と相談しましょう。 コテージであれば、先のトイレ問題も解消です(トイレありコテージ限定)し、お風呂付きのコテージなどもありますよ。

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多数の家族と行く場合

非常に厄介なパターンです。

正直なところ、キャンプに慣れて回数こなしてから合同で行くことをおすすめしますが、ママ友やパパ友、子供の友達家族などで楽しむキャンプは、親睦を深めるのに適しているし、成功すれば最高に楽しく良い思い出になるでしょう。

また、こういった誘いを拒否出来ないなどの事情もあるかもしれません。

キャンプ初心者だけど、多数家族合同でのキャンプに行きたい。

幹事になってしまった、どうしよう。

など、悩みは尽きませんね。

基本的には最初のほうに書いている通り、大人数のパターンで問題ありませんが、複数家族の場合は、キャンプ場選びもさることながら、以下に注意しましょう。

一人で決めるのは危険

複数家族の場合、相手の家族構成や年齢、キャンプ経験の有無など自身の家族と違いが出てきます。

そんな中「あなたに任せますので、よろしくね」など言われても、何かしらのもめごとが発生する可能性が高いです。 必ず、自身の考えとどのようなキャンプ場を選んだのか、選ぶのかを各家族と相談しましょう。

例えば、ペットアレルギーのあるお子さんが他家族の中にいるのに、ペット可能なキャンプ場を選んでしまったり、 泳ぐのが苦手な子がいるのに、周りに水遊びしか遊ぶ場所がないキャンプ場を選んでしまったり…… 大変な目に合うかもですよ。

多数家族合同の場合はデイキャンプがおすすめ

大人数かつ多数家族でのキャンプデビューはデイキャンプがおすすめです

デイキャンプと通常のキャンプとの違いは、単純に日帰りか泊まりかだけです。

デイキャンプは時間指定が厳しい所が多いので、事前に時間の確認や早めの行動を心がけましょう。

飲酒運転にならないようにノンアルコール飲料を忘れずに。

デイキャンプを数こなして、他家族との絆も深まったら、泊まりでのキャンプに乗り出しましょう。

道具が足りない時はレンタルで対応

大人数の場合、どうしても足りない用品が出てきやすいです。

そんな時はレンタル品という手がありますので、ご検討してみてはいかがでしょうか?

今どきキャンプを丸ごとレンタル!キャンプ用品の宅配レンタルショップ【CAMPDAYS】

ペット(愛犬)が居る場合

ペット(愛犬)は家族です。

キャンプに行く際にペットホテルなどに預けた時、迎えに行った時の悲しい鳴き声・泣き顔を見てしまうと胸がきゅぅーってなります。

切ないです。

ペットOKなキャンプ場か?

当たり前といえば当たり前ですが、通常のキャンプ場は基本的にペット禁止です。

ペット可能なキャンプ場かしっかりと確認しましょう。

キャンプ場のHPにペットが可能かどうかの記載がない場合でも、書いてないから連れて行ってもいいんだ! などと勝手に考えず、必ず問い合わせをしましょう。

愛犬の犬種や数に注意

大型犬が禁止されている場所や、2匹以上は禁止など、制限されるところもあるので、しっかりと事前確認をしましょう。

ペットの洗い場や施設が充実しているか?

夏の海辺キャンプで海遊びした場合や、雨天などで泥がついたり、ペットと遊ぶと何かと汚れたりしますよね。 そのまま一緒のテントに入って泥だらけ…… 

ペットのシャワーが設備されているなど、ペット関連設備の充実しているキャンプ場を選びましょう。

キャンプ場にシャワーなどの設備がある場合でも、人様専用が一般的ですので良く確認しましょう。

ドッグラン付きキャンプ場

最近、ドックラン付きのキャンプ場が増えています。

キャンプ場のドックランは芝生のところであったり、土のところもあります。 また、キャンプ場によっては、かなり広いドックランも併設されていたりするので、ドックランがあるキャンプ場をおすすめします。

別記事でペット連れキャンプの注意事項などまとめていますので参考になればどうぞ。

関西近辺のペット可能なキャンプ場をまとめていますのでご活用ください。

日数で決める

キャンプに行く場合、何泊するか迷うこともあります。

仕事の都合などで日数制限などあるときも……

1泊の場合

一泊しか出来ないときは、迷わずに近場のキャンプ場を選びましょう。

2時間以内で行けるキャンプ場が良い

一泊なのに、遠いキャンプ場に行ってしまうと、ただでさえ準備やテント運営に時間のかかる初心者キャンパーでは、現地での遊ぶ時間が少なくなってしまいます。

道中の思わぬ渋滞などで(キャンプに行くときは連休や休日が多いと思います)行くのにも帰るのにも時間がかかってしまい、ほとんど遊ぶことも出来ずもの凄く疲れてしまった。 など、リフレッシュしにキャンプに行ったつもりが、疲れだけが残ってしまうことも……

2泊以上の場合

個人的には2泊以上のキャンプをおすすめします。

↑に書いている通り、1泊だと結構バタバタします。 特に初心者の方は持ち物に不備があったり、現地での準備に時間がかかったりして、失敗してしまうことがあります。 ゆっくりペースでキャンプする事ですっきりリフレッシュ出来ますよ。

キャンプ場内施設や周辺施設をチェックしよう

2泊以上する場合は、キャンプ場内の施設や周辺施設の充実したところを選びましょう。

食材や飲み物をクーラーボックスに入れたとしても、氷や保冷剤はそんなに長持ちしません。

また、2泊以上の食材をクーラーボックスに入れるとなると大きなクーラーボックスが必要ですし、数も必要になり、車へ積載する荷物が多くなり、積み込み・荷下ろしが大変です。(クーラーボックスってけっこうかさばりますよね)

したがって、近くにスーパーや食材売り場がある場所、不足品の買い出しがすぐに行けるようなところ、ホームセンターなどが近くにある場所が良いでしょう。 但し、キャンプ場は街中から離れた場所にあることが多いので、すぐ近くに買い出しに行けないことも多いかと思います。

それでもキャンプ場から近くの店まで30分以内にたどり着けるような場所が理想です。

遊び方や楽しみ方で決める

せっかくの休みで行くキャンプです。 思いっきり楽しむためにもどのような楽しみ方をするかで、結果は大きく変わってきます。

キャンプでの楽しみ方ってどのようなものがあるでしょうか?

  • 絶景を楽しむ
  • 海や川での水遊び
  • 夏休みの工作などクラフトを楽しむ
  • etc……

絶景を楽しむ

キャンプ場といえば大自然!

大自然といえば絶景!

絶景を楽しめるキャンプ場は多くありますが、そのようなキャンプ場は予約が中々とれないことも多いです。 早めにキャンプ場選びと予約をするのが良いでしょう。

絶景のある場所など有名なところは早め早めに予約をしよう

予約がいっぱいでも諦めず、キャンセル待ちという手もあるので、どうしても見たい景色や行きたい場所があるなら、根気よく粘りましょう。

海や川での水遊びをする場合

キャンプ場の近場に海や川で水遊びが出来る場所を選ぶ際の注意ポイントですが、まずはシャワーや更衣室などの施設の充実度、お風呂などの施設があるかどうかが大きなポイントとなります。

特に女性がメンバーにいる場合は、ほぼ必須事項となりますのでしっかりと下調べしましょう。

シャワーや更衣室など施設の充実しているところが良い

また、シャワーなどは有料の場合もあります。 事前にキャンプ場の公式HPなどで確認をしましょう。

川でのキャンプを行う場合は、雨天時や雨天の翌日などで増水したり、危険な状況が考えられますので、お子様連れの場合は特に、天候や時期などにも注意しましょう。

夏休みの工作やクラフトを楽しむ

子供の夏休みの自由研究が出来たり、染め物やクラフトが出来る工房などの施設が充実したキャンプ場もあります。 お子様連れの場合、このようなキャンプ場を選ぶのも良いですね。

場内や近隣に体験教室やアスレチックなどがあるか事前にチェック

 

その他

花火大会が目の前で見れたり、バームクーヘンを作る教室があったりと、キャンプ場ごとに様々なイベントがあったりします。

時期によっては釣り大会があったり、ビンゴゲームがあったり、キャンプ場内でのイベントも結構多くあります。 そのようなタイミングを狙ってキャンプ場を予約するのも良いですね。

まとめ

私の経験上から目線で記事を書いているので、少しファミリー向けに偏った内容になってしまったかもしれませんが、いかがでしたか?

キャンプ場での遊び方や過ごし方、楽しみ方は人それぞれです。

目的にあったキャンプ場が見つかれば、この記事を思い出して、確認すべきことがチェック出来れば、あとは存分に楽しみましょう。

きっと楽しい思い出になることでしょう。