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こんにちは
冬場は仕事が忙しくスキーに行く事が多かったため冬シーズンのキャンプに行けませんでしたが、今回機会があり冬キャンプへと行くことが出来ました。
2022年12月末にふもとっぱらへキャンプに行く事が出来ました。
標高の高い所での冬キャンプは初めてで、気温は氷点下5℃以下、風速は7m/s以上と中々に過酷な条件でした。
行く前からかなり不安だったのですが、いざ行ってみたら用意したキャンプギアでも十分に満足出来て、本当に楽しくて良い思い出となりました。
私以外にも初めての冬キャンプで不安な方や、何を持っていけば良いのかわからない方も多くおられるかと思います。
そこで、今回は我が家が真冬のキャンプに持っていって必須だと思ったキャンプギアや、あると便利だと感じたキャンプグッズをご紹介したいと思い、記事にまとめました。
初めての冬キャンプで何を持っていけばわからない方や不安な方の参考になればと思います。
【我が家愛用のテント Kodiak Canvas】
(Kodiak Canvas Flex-Bowは2人用、4人用、6人用、8人用の4種類があります)
【参考までに】
本記事と同じような内容で動画をUPしていますので、是非参考になさって下さい。
もくじ
冬キャンプに必須の持ち物は?
まずはどんなキャンプ用品を持ち込めば良いのか、必須だと感じたキャンプギアの優先順にご紹介していきます。
冬キャンプ必須ギアその①冬用シュラフ
何と言っても、絶対に必須なのは冬用のシュラフです。
どんなテントでも冬用シュラフが無いと正直なところ話にならないかと思います。
シュラフの取説やカタログを見ると適正温度と言う項目がありますが、そちらの表記で氷点下対応の物を選ぶのがベターです。
厳冬対応可能な商品がオススメですが、コストやサイズが大きくなりがちなので注意が必要です。
我が家は冬対応シュラフを3種類持っているので、それぞれ使ってみて良い点と不満点を述べたいと思います。
是非、冬用シュラフ選びの参考になさって下さい。
1.Bears Rock(ベアーズロック)シュラフ キング サイズ 封筒型 FX-403K
- サイズ
展開時:(約)230cm×90cm
収納時:(約)40cm×32cm - 重量:(約)2.30kg
- 表面生地:300Tポリエステル
- 内生地:吸水性PGポリエステル
- 中綿:3Dファイバー製中空化学繊維
- 適応シーズン:4シーズン(春・夏・秋・冬)
- 適応温度:28℃~2℃~-12℃
(快適睡眠温度域:28℃~2℃)
(使用可能温度域:2℃~-12℃)
我が家が冬用に持っているシュラフの1つ目はBears Rock(ベアーズロック)シュラフ キング サイズ 封筒型 FX-403Kです。
こちらのシュラフはオールシーズン対応のもので適正温度が28℃~2℃~-12℃となっています。
使っているのは私(よっさん46才♂)で、大人の成人男性という事でワイドタイプの封筒タイプをチョイスしています。
また、普段のキャンプでも使えるようにとオールシーズンタイプというのがコスパ的にも良いかと思っています。
猛暑時や極寒時は厳しいですが、その他のシーンでは基本的に問題なく使用が可能です。
・オールシーズン対応なので冬以外の季節でも使えて比較的コスパが良い
・内生地が吸水性PGポリエステルを使用してるので汗を良く吸って保湿性が高い
・表面の生地が磨耗や裂けに強く耐久性の高いポリエステルで破れにくい
・中生地は3Dファイバー製中空化学繊維を使用しており乾きやすく虫やカビの心配が少ない
・封筒型なので夏場などは全開にして掛け布団のように使用が出来る
・良い意味でオールシーズン対応なので真冬(具体的には氷点下)では単品使用は厳しい
・キングサイズで生地が頑丈なため、通常のシュラフに比べると収納時に嵩張る
2.Bears Rock(ベアーズロック) シュラフ 冬用 封筒型 FX-503W
- サイズ
展開時:(約)230cm×90cm
収納時:(約)45cm×36cm - 重量:(約)3.4kg
- 表面生地:300Tポリエステル
- 内生地:吸水性PGポリエステル
- 中綿:3Dファイバー製中空化学繊維
- 適応シーズン:4シーズン(春・夏・秋・冬)厳冬期含む
- 適応温度:20℃~-10℃~-30℃
(快適睡眠温度域:20℃~-10℃)
(使用可能温度域:-10℃~-30℃)
我が家が冬用に持っているシュラフの2つ目はBears Rock(ベアーズロック) シュラフ 冬用 封筒型 FX-503Wです。
こちらのシュラフはオールシーズン対応でありながら快適睡眠温度域が20℃~-10℃と厳冬期でも十分に耐えうる仕様となっています。
我が家では妻が使っており、ワンコ2匹が一緒に潜ってくる事が多いためワイドタイプの封筒タイプでチョイスしました。
春・秋・冬と夏以外のシーズンで使用しています。
春秋で暖かい日はチャックを全開にして掛け布団のように使用しています。
家の中でも寒い時にくるまって使ったりしています^^;
・オールシーズン対応で厳冬でも十分に使える
・内生地が吸水性PGポリエステルを使用してるので汗を良く吸って保湿性が高い
・表面の生地が磨耗や裂けに強く耐久性の高いポリエステルで破れにくい
・中生地は3Dファイバー製中空化学繊維を使用しており乾きやすく虫やカビの心配が少ない
・封筒型でワイドなため、ゆったり出来る
・ドローコード(首周りの縛り紐)があるため寒い時期に絞って調節が出来る
・付属で”あったかフリース”がついてくるのが嬉しい
・重量が3.4kgあり、一般的なシュラフからすると重たい
・キングサイズで生地が頑丈なため、収納時にかなり嵩張る
・洗濯は可能だけどコインランドリーとかじゃないと入り切らない
・夏場の使用は厳しい(ただし掛け布団のように使用は可能)
3.Bears Rock(ベアーズロック)シュラフ 真冬用 マミー型 FX-453G
- サイズ
展開時:(約)210cm×83cm
収納時:(約)45cm×34cm - 重量:(約)2.9kg
- 表面生地:300Tポリエステル
- 内生地:吸水性PGポリエステル
- 中綿:3Dファイバー製中空化学繊維
- 適応シーズン:4シーズン(春・夏・秋・冬)厳冬期含む
- 適応温度:12℃~-12℃~-34℃
(快適睡眠温度域:12℃~-12℃)
(使用可能温度域:-12℃~-34℃)
我が家が冬用に持っているシュラフの3つ目はBears Rock(ベアーズロック)シュラフ 真冬用 マミー型 FX-453Gです。
こちらのシュラフはオールシーズン対応とありますが、実際には快適睡眠温度域が12℃~-12℃と寒い日寄りの仕様となっており、夏場や春・秋の暖かい日には厳しいです。
我が家では息子が完全に潜って寝たい派なのでマミータイプとしてチョイスしています。
中央のメインファスナー以外にも手の部分や足の部分にファスナーがついているため、気温などによって開放したり、寝袋をかぶったまま水分補給が出来たりします。
寒さが予想される春や秋、冬に使用しています。
・内生地が吸水性PGポリエステルを使用してるので汗を良く吸って保湿性が高い
・表面の生地が磨耗や裂けに強く耐久性の高いポリエステルで破れにくい
・中生地は3Dファイバー製中空化学繊維を使用しており乾きやすく虫やカビの心配が少ない
・マミータイプなため、すっぽりと包まれるように眠れる
・手や足部にファスナーがあり簡易調節が可能
・超絶温かい
・付属で”あったかフリース”がついてくるのが嬉しい
・マミータイプなので全開に広げることが出来ないので、干す時に少しめんどくさい
・収納時に嵩張る
・洗濯は可能だけどコインランドリーとかじゃないと入り切らない
・夏場のシュラフとしては使えない
冬用シュラフまとめ
我が家の冬用シュラフ3種類をご紹介しました。
冬用シュラフの選び方のコツとして
- 使用者の体格や体質にマッチするか?
- キャンプスタイルやテント種類で対応可能か?
- 使う頻度に対して見合う金額か?
- 持ち込む時や保管時のスペースはどうか?
を考慮すれば大きく間違いはないかと思います。
今回我が家が持っていった3種類のシュラフはどれも-5℃で耐えれる(問題なかった)ものなので、どんなシュラフを選べば良いのか不安な方は↓の3つから選べば間違いないかと思いますので是非参考にして下さい。
・マミータイプで真冬でも超絶快適なFX-453G
・封筒型ワイドでゆったり広々ながら真冬でも十分に対応出来るFX-503W
・オールシーズン対応でコスパが良く、工夫をすれば十分に真冬でも可能なFX-403K
冬キャンプ必須ギアその②ストーブ
シュラフの次に必須な冬のキャンプギアとして、ストーブが我が家の候補となります。
テントの種類や気温、電源の有無によって色々あるかと思いますが、焚き火以外で暖をとる場合はストーブは必須だと考えます。
特に我が家のテント(Kodiak Canvas)の場合はバスタブ型と言えば良いでしょうか、テント自体が部屋のようになっていて、床シートもあるタイプなので、基本的に冬場は”おこもりキャンプ”となります。
そのため、対流型のストーブが非常に使い勝手が良くてオススメです。
上の写真では、テントのコーナー部に設置していますが、写真にも写ってるようにサーキュレーターを使う事で温かい空気を循環させて部屋全体が温まります。
サーキュレーターはクリップ式のものが使いやすいです。
テント上側にサーキュレーターを取り付けて室内の空気循環と暖房効果を高める時もあります
夏場、冬場どっちでもサーキュレーターがあると便利です。
最近は、ストーブ上に置くようなタイプもあります。
ちなみに我が家が現在使っているサーキュレーターが使えなくなったら、次は↓のタイプを購入予定ですw
さて、我が家が愛用しているストーブはアルパカストーブコンパクトです。
我が家がこのストーブに出会ったのは2021年で、当時は値段とスタイルの良さが決め手で購入しました。
キャンプブームが加速した時期で、各社様々なキャンプギアが販売されていたのですが、その中でも性能、値段、おしゃれ度合いなど含めて妻のお眼鏡に叶ったのがこちらのストーブでした。
入荷待ち状態のストーブで当時はレア度が高く、購買欲にかられた感は否定出来ませんが…
アルパカストーブコンパクトの仕様は以下の通りです。
- 自然通気形開放式石油ストーブ
- 寸法:高さ×幅×奥行き(mm)405×350×350
- 暖房出力:3.0kW
- 重量(Kg):本体6.6㎏
- 暖房の目安:13~17㎡
- 油タンク容量:3.7L
- 燃焼継続時間:約10時間
もちろん、今回の-5℃という寒い中でもKodiak Canvasの幕内で焚いた場合、外気温から+10℃以上で幕内を温めてくれて十分に性能を発揮していますので、同じキャンプスタイルの方であれば全くもって問題無いかと思います。
我が家のテントは約4m×3m×2mで割りと広い体積ですが、ストーブ起動から15分程度でほぼ快適な温度まで上昇してくれるのは対流型ストーブの良いところだと思います。
ストーブと言えば薪ストーブもおしゃれですが、こちらは煙突が必要であったり薪などの燃料を随時入れたり、お手入れがめんどくさかったりと大変です。
薪ストーブはカッコいいんですけどね…
我が家には敷居が高いです><
また、最近では、同じような仕様で値段も重さも良い商品がたくさん出回っています。
例えば↓のパセコさんのストーブWKH-3100Sは値段も火力も重量も我が家のアルパカストーブコンパクトよりも勝っていると思います。
とは言え、自分の持っているアルパカストーブコンパクトでも何ら問題なく氷点下でのキャンプで対応可能だったのと、持っていないものはレビューのしようも無いのでここでは割愛させてもらいますが…
少し脱線しましたが、最近の我が家のストーブ置き場所としてコーナー部に置く事が多いのですけど、テント生地がアツアツになるのを防ぐため、室内側に熱を優先的に集めたいためにリフレクターをストーブの熱源周囲に付けて仕様しています。
ストーブまとめ
ストーブは我が家の中で寒い時期のキャンプに必須のアイテムです。
特にお座敷スタイルの場合はアルパカストーブコンパクトやパセコさんのストーブWKH-3100Sなどの対流型タイプがオススメです。
ワンポールテントやパップテントなどの場合や煙突取り付けに抵抗が無く、おしゃれを目指すなら薪ストーブなどもありかと思います。
ストーブを炊く場合は一酸化炭素チェッカーを必ず用意するようにご注意下さい。
冬キャンプ必須ギアその③湯たんぽ
冬キャンプ3つ目の必須用品は湯たんぽです。
以前の我が家はプラスティック製の湯たんぽを使用していましたが、朝になると冷めてることが多いため、上の写真のマルカさんの湯たんぽAを最近では愛用しています。
こちらの湯たんぽはIH・直火対応なのでキャンプでの使用はもちろん、家庭でも使える優れもので、朝になってもまだ温かいのが嬉しいポイントです。
シュラフの時にも話ていますが、極寒時は寝袋だけでは寒さを耐えるのが辛い時があります。
そのため、我が家では全員分の湯たんぽを用意するのが寒い時期のキャンプに必須と考えています。
- サイズ:約W29.5×D21.6×H7.4cm
- 材質:【本体】溶融亜鉛メッキ鋼板 【口金】しんちゅう 【パッキン】合成ゴム
- 重量:610g
- IHおよび直火対応
- 容量:2.5L
- 付属品: スペアパッキン、袋付
湯たんぽの使用方法は、普通、沸かしたお湯を湯たんぽに入れて使うのが一般的ですが、マルカさんの湯たんぽはタンク内に水を入れて、直火・IHなどで温める事が可能なので非常に楽ちんです。
もし、焚き火などで温めてしまった場合などは、対応方法を記事にしていますので、そちらを参照下さい。
湯たんぽを焚き火で温めてはダメ! キャンプで使う湯たんぽの間違った温め方と使い方。 付いた煤の洗い方と正しい湯たんぽの使い方を解説冬キャンプ必須ギアその④マット類
キャンプスタイルによって色々ありますが、我が家のようなテントタイプの場合に、おこもりスタイルを考えている方も多いかと思います。
我が家もそうですが、寒い時期は(暑い時期も)地面とテントの床面で温度を遮断する何かが必須と考えます。
よくある銀マットなどでも良いですが、我が家の場合、テントの床面積が広く全面に銀マットを敷くとなるとかなり嵩張り、車載が大変な事になってしまいます。
ただでさえ、冬キャンプでは荷物が増える傾向なので、なるべく薄い物というのと、以前使っていたテント(Coleman)の付属品というのもありフォールディングマットを使っています。
今回の冬キャンプで持ち込んだマット類は以下の物です。
①Colemanフォールディングマット
フォールディングマットは銀マット等でも良いですが、我が家の車載の事情で銀マットは非常に嵩張り積み込む事が困難なため、薄いマットでも冷気を防いでくれるフォールディングマットを使っています。
②3畳用のラグ
直接ナイロンの上だと居心地が良くないので、フォールディングマットにラグをプラスしています。
また、ワンコが滑りにくくするためにも我が家はラグを持ち込むのが定番となっています。
③エアーベッド
エアーベッドは冬キャンプのマストアイテムではありませんが、あるとかなり快適になります。
空気の層が分厚く、地面との冷気を遮断してくれるのと、ベッドなので快眠にも役立っているので可能な限りキャンプに持ち込んでいます。
④コット
コットは我が家の必須品とは言えませんが、地面+マットオンリーで寝るよりは快適度が段違いです。
人数分のコットを持ってはいるのですが、冬キャンプの時はベッドを持ち込むのでコットは1つだけ持っていってます。
冬キャンプに必須では無いけどあると良いもの
冬キャンプの必須品ではありませんが、あると良いのは温度計です。
温度計は外気と室内と両方対応しているものを我が家では持ち込んでいます。
テント内と外部の温度差がどれぐらいあるのか分かると色々と便利です。
今回、寝る前にストーブを切った後、数時間で何故か室内の方が気温が下がっていましたw
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は我が家が初めての真冬キャンプで持ち込んだキャンプギアの中から必須用品をピックアップしてみました。
冬キャンプのマストアイテムは
①冬用シュラフ
②ストーブ類
③湯たんぽ
④マット類
あると良いのは温度計です。
実際には他にも色々と持ち込んでいますが、絶対必要だと思われるのはこれくらいだと思います。
我が家と同じKodiak Canvasをお持ちの方で冬キャンプを検討されている方には特に参考になったかと思います。
他のテントをお持ちの方も、シュラフの選び方であったり何かと参考になったのでは無いでしょうか。
冬のキャンプは空気が澄んでいて景色や夜景、星空観察が本当に楽しめます。
この記事が、皆さんの冬キャンプの準備に役立ちましたら幸いです。
それでは楽しいキャンプライフを!